前向きなオジェの談話
2013年シーズンのドライバーズ・チャンピオン候補筆頭は現段階ではおそらくヒルボネンということになるでしょう。
ただ、期待度でいえばオジェも負けていません。実際彼がシトロエンに在籍していたとき、チームメイトのローブがプレッシャーを感じるシーンは一度や二度ではなかったはずだからです。
以下はwrc.comでのオジェの発言です。
「来年、ミッコ(ヒルボネン)が選手権を戦う上で絶好の機会を得ることは確実だ。なぜなら彼がチームで最も経験豊かなドライバーになるし、シトロエンが今年とてもうまくやっていることを証明したし、たぶん来年は(最高の)パッケージ(を持つ)だろうからね」
「でも僕たちはそう簡単に彼にタイトルを渡さないよ。最初の年が大変なのはわかっている。でも僕の目標は最初にいいポイントを取って、彼にぴったりついて行くようにすること、そして早く彼の邪魔ができるようになることなんだ。もし僕たちが来年タイトル争いができれば驚きだろうね。だって彼の方が本命なんだから。ただ可能性があるのならチャンスを信じないとね」
管理人は、斜陽のWRC界では特にこういう強力なキャラクターがいてくれた方がおもしろいですし、実力も伴っているという点でただおもしろいだけの人ではないとも思っています。
シトロエンの独走を阻止できるのはおそらくVWだと思うので、是非とも有言実行でがんばってほしいですね。
2012/11/22